いきなりはじめちゃいます!
「・・・・・・・ということなので、気をつけて行ってきてくださいネ。期待してますよ。・・・・・・「アリソン」」
「・・・・はい」
一人の少女が、暗くて不気味な建物の中からでてきた。
人形のように可愛らしい顔をしていたが、心がない・・・心をとざしているのか瞳に光がなかった。
人々は、この少女をみるなり一目散に走って、逃げて行く。
だが、少女は驚く様子もなく、ただ前を向き、歩いていた。
「誰も近づくな」「私に関わるな」と、言わんばかりに殺気をはなっていた。
「すいません。道に迷ったんんですが、ここはどこですか?」
老人が少女に聞く。
だが、少女は老人を見もせずに、ただ前を向き歩いていた。
「・・・・・・・・今時の子は、愛想がないねぇ・・・ありゃ「友達」いないなぁ」
ぴくっ・・・・・・・友達・・・・・・・・・
少女は老人の方に振り向いた。
「な、なんですか?」
少女は老人を睨みながら、一歩一歩近づいていく。
老人の目の前に来ると、少女の手が黒く光りだした。
「なっ、なんだ、その手はぁっ!」
ぶわっ、風が吹き、少女の髪が舞い上がる。
少女は手を振り上げる。
「心のないような目、黒く覆われた左目、黒く光る手、・・・・・・も・・もしかして」
少女の額には「kur-osu~クロス~」のマークが。
「クロスのマーク!?もしかして、クロスのアリ・・・・・・・やめてくれ!殺さないでくれ!
だっ、誰か助けてくれ!うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」
少女の手が振り下ろされると町中に老人の悲鳴が響いた。
「私の前で、「友達」なんていう言葉を口にする、あんたが悪いのよ・・・悪く思わないでね★」
続く
| 固定リンク
« ついに・・・・・ | トップページ | 幼馴染のルリ »
「小説」カテゴリの記事
- 幼馴染のルリ(2007.03.10)
- いきなりはじめちゃいます!(2007.03.01)
- 光と影 序章(2007.02.27)
- プロフィール(2007.02.16)
- オリジナルです(2007.02.14)


コメント